初めまして、所長の高橋功です。この度は、当ホームページをご覧頂き有難うございます。私が、税理士を目指した時から事務所経営をしている今日までのことを紹介させて頂きます。

　私は、高校生時代から税理士や公認会計士という「資格」に憧れていました。ここでは、敢えて「仕事」ではなく、「資格」と書きましたが、それは、これらの仕事について、この時点では、まだ深く理解してなかったからです。では、何故これらの資格に憧れていたのでしょうか？それは簡単なことで、「ただ単に難しい試験だから、合格すれば何か良いことが待っているはず・・・」という発想です。

　今思えば、そんな甘い考えのもと勉強を続け、税理士試験1科目合格の状況で大学を卒業し、その後は仕事をしながら勉強を続けるという決意で東京から群馬に戻り会計事務所に就職しました。

　就職後は、先輩方からのアドバイスを参考に、専門学校の通信教育講座を使って税理士試験の勉強を始めました。当時は、カセットテープによる講座で、1年経つと教材の大きな山ができたことを覚えています。

　大学時代に税理士試験を初めて受験をしたのが平成3年で、最後の受験が平成12年でしたから、税理士試験を受け始めてからちょうど10年かかりました。合格した時の年齢もちょうど30歳でした。

　合格後は、独立せずに仕事を続けるか、それとも独立するか悩みましたが、株式会社ＴＫＣの営業社員の方から独立を勧められ、1本の講演テープをプレゼントとして貰いました。現ＴＫＣ全国会会長坂本孝司先生の講演テープです。

　その講演テープからＴＫＣ会員事務所の考え方が充分に伝わり、この考えこそが自分の目指すものだと感銘を受け、「きっとＴＫＣ会員になれば、ある程度は立派になれるはず・・・」と思い込み、平成14年に独立開業したわけです。

　今では、健康にも気づかう年齢になり、顧問先様からマラソンを勧められ、年に2回のペースでマラソン大会に参加しております。（フルマラソンはとても無理です。10キロでもキツイです。）

　又「ぐんま100キロウォーク」というイベントに出会い、平成30年には、そのイベントにエントリーして何とか100キロを完歩することができました。「前橋市役所→高崎市役所→伊勢崎市役所→太田市役所→桐生市役所→前橋市役所」と寝ずに夜通し約26時間も歩き続けました。税理士試験を目指していた頃と重なり合わせると、諦めないことの大切さを思い出させてもらいました。

　会社経営に重要なことは、様々な事が言われており、代表的なものとしては、計数管理であったり人的管理であったりするわけですが、経営者や社員の方々がいつまでも健康であることも企業がずっと元気でいる為には大切であると思います。企業自体の健康管理は、会計システムを駆使した月々の巡回監査等から学ぶことができ、更なるステップアップの為にも我々会計人の企業への月次巡回監査は欠かせないものだと考えています。関与先企業様がいつまでも元気でいられることを目標に、これからも月次巡回監査を続け、家族、職員、その他仕事関係等で関わる人達がいつまでも健康でいられることをいつも頭に描きながら人生を送れるように努力したいと思います。

　ホームページ等を通じて、どうぞよろしくお願い致します。

令和元年8月1日

税理士・ＣＦＰ®　高橋　功