関東信越税理士会前橋支部所属 ★併設関連会社等★ ・株式会社TKHコーポレーション (システム提供会社)
・高橋功行政書士事務所 |
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こちらでは当事務所関与先企業の経理の流れの一例を、「TKC戦略財務情報システムFX2」の紹介も兼ねて説明致します。
当然ですが、経理のやり方は、業種・規模・個々の事情等により異なりますことを予めお断りしておきます。
先ず日付順に領収書等を「証憑書綴り(スクラップブック)」に貼り付け、「TKC戦略財務情報システムFX2」により、日々の現金の動きや、預金の動き等を入力し、現金預金等の残高を確認します。
尚、入力の仕方は導入時に予め「仕訳辞書」の機能に取引毎の仕訳を登録して導入致しますので、簿記の知識を必要とせず基本的には日付と金額のみを入力すれば済み、非常に簡単です。
慣れてくれば、日々の業績がその場で分かるので「ちょっと金額が大きな備品等を買うかどうか悩んでいた時に、その日までの業績を見て買うことに決めました。」という経営者の方もいましたし、又現金商売の経営者の方は、「毎日の売上げをグラフ等で見るのが楽しみです。」と喜んでいました。
決算が終了すると来期の計画書等を作成しますので、その計画書を来期の予算と捉え、予算と実績との差異分析も可能となります。
当事務所が毎月貴社を訪問して帳簿書類等を確認する内容は、基本的には前月分の取引となります。
何を確認するかというと、経理担当の方が入力した内容に漏れが無いか、その取引が事実であるか、処理が適正であるか等を領収書等を基に調べていきます。
そして誤った内容を訂正して頂き、また処理に迷うような取引について検証していきます。
この作業を行わないと、次に行う業績分析が誤ったものになってしまう可能性があるので、非常に大切な作業です。
そこまで終了すると、経営者の方等に前月分の業績や財務内容等を分かり易く説明し、経営的な助言を行います。
また時期によっては、決算対策もその時に実施します。
経営者の方とこういう話をしている時に、意外と経営上の悩みがドンドン出てくるものです。銀行マンや社員には言えないけど、会計事務所には言える悩み事って意外とあるものですね。
さあ、いよいよ年一回の決算です。
決算だからと言って経理担当の方は何も慌てることはありません。
当事務所では毎月の巡回監査の時にきちんと決算を意識して指導していきますので、決算の時に準備することややることは、それほど多くは無いと思います。
経営者の方も決算3ヶ月前くらいから決算対策を行うので、安心です。
決算で新たに会社で準備して頂く書類等とやる仕事の例を一応挙げてみますと、
①銀行残高証明書の発行
②商品・材料等の棚卸と棚卸表の作成
③売掛金・買掛金等の残高内訳書の作成
以上のようなものです。
当然企業によって様々ですが、毎月が決算準備だと思っていれば、大丈夫。年々慣れてきますしね。
そしてこれらの書類等が完成してしまえば、我々(会社の場合もある)が決算整理仕訳等を行い最終チェックをし、申告書の作成をします。
法人ですと、決算日後2ヶ月以内に税務申告をしなければならないのですが、当事務所では早い企業ですと1ヶ月くらいには仕上がるケースもあります。
納税準備も有りますので、目標としては決算日後45日以内に仕上げたいものです。
以上が一般的な経理の流れですが、企業によっては事情によりパソコン会計を導入できないところもたくさんあります。
勿論、その様な企業の方でも我々が精一杯支援していきたいと思いますので大歓迎です。
その他不明点がある方やもっと詳しい内容を知りたいという方は御遠慮なくお問い合わせ下さい。